昨夜の雷雨、暫くクリニックで雨宿りをしていた。
待合室に座り、薄明かりの中見回してみる。
開業して1年半がすぎようとしている。
茶沢通り沿いにあるクリニックは前面ガラス張りなので
雷が写真のフラッシュのように点滅している。
今年の夏の雷は、いつもよりエネルギーが充満している。
きっと地球の人たちに対して怒っているのだろう。
自然の摂理に逆らうことが多すぎるから。
自分自身が待合室に座ることは、日常ではまずないこと。
患者さんの目線について考えてみた。
椅子の座り心地はどうだろうか。
壁の掲示物は読みやすいだろうか。
絵画の位置はどうだろうか。
そして何よりも居心地はどうだろうか・・・
雨足は、まだまだ弱くならない。
椅子に横になりたくなったけれど、このまま寝てしまいそうで
意を決してクリニックの玄関ドアをあけた。
今週は、雨の多い日々だったが時間がある分
少しみえてきた事も多かった。