今夜は、30分前に滑り込み。
面会時間が20時までって本当に助かる。
部屋に入ると、いつも温厚な母の表情が
なにやら険しい。
明日も検査、また胸今日やったのに。
よく見れば、今日は胸部CT明日は心臓エコー。
早くスパッと切って欲しいの、でもねぇ86歳だし体力だってないでしょう?丁寧に調べてくださってるのよ。
素直な母は、そうか!と笑顔になる。
それにしても、大腸がんになるなんてね。
やっちゃんが胃がんになりませんよっていうから、私はがんにならない!って思っていた。
看護婦さんが、説明のとき大腸がんですっていうから、私の病名は大腸がんですか?
看護婦さんびっくりしてT先生の所に電話しにいったわ。
確かに私もハッキリ言わなかったわ。
自宅近くのかかりつけ医が、すぐ病院に行ってください、今連絡しましたからね、とあたふたした様子をみていた母、それでも簡単に考えていたそうだ。
前向きに考えるからね、頑張るから。
母は、何だか張り切っている。
術前検査のリスク、DDLの後2日経っても排便なく、娘の心臓はバクバク。
手術中に何か起こったらどうしよう。
術後せん妄、縫合不全、長期臥床による筋力低下、肺炎・・・
いろいろな事が頭を巡りおかしくなりそうだ。
今は、母の希望が叶えられるよう安心してもらおう。