最近見るテレビは、大抵教育テレビ。
元民放族で、お笑い系をみていた私。
昨夜は、哲学者の鶴見 俊輔さん。
その番組で、昨年暮れに加藤 周一さんがなくなった事を知った。
家人がずっと敬愛していた加藤さん「羊の歌」を私も買ったが
結局は最後まで読まずじまいだった。
人は自分にないものを新鮮に感じて、惹かれることがある。
私の周囲に哲学書をよむBFは誰もいなかった。
恐らくは家人のまわりの女性は、私のように石橋を叩いて
確かめないままにもうダッシュで駆け抜けるような人はいなかっただろう。
サルビアが真夏の太陽により深紅に染められ陽炎にかすむ日だった。
日比谷公会堂で行われた加藤 周一さんの講演会。
新しい自分を発見した記憶がある。
人と過去は変えられない。
実感です・・・