今夜は、息子の帰宅が遅くなる日なのでつい診察室で
一人で遊んでしまう。
今日の外来で「白いお父さん」に気づいてくれた方がいて
嬉しくて、スタッフが帰宅した後に、あれこれと触ってみた。
物心ついたときから、犬がいた。
昔は、血統書なんていなくてみな雑種。
コロも、クロもチビタもみんな拾った犬。
犬小屋に入っていると気持ちが落ち着くのでよく入っていた。
「貴女だけ」他の誰でもない私だけをみつめてくれる瞳が心安らぐ。
福助の私をみる目は家人も「きみを見る目は、違うねぇ。一番という目だね」と
少し落胆気味にいう。ほほほ~~
今、福助は「チュ」を練習している。
私が顔を近づけると、寄って来て私の鼻と福ちゃんの鼻を
くっつける練習。
照れ屋の福ちゃんだけど、最近は結構できるようになっている。
福ちゃんにとっては、きっとご迷惑な練習だろうけど。
医者をやめたら、犬や猫そして小鳥に囲まれて暮らしたい。
縁側に犬が寝そべって、猫は、私の膝に。
さぁ、福ちゃんの顔をみに帰りましょう。