半年たって禁煙していたのが3割、だから保険適応は
今後見直されるかもしれない。
今日の新聞記事。
保健でたった12週で治療を終らせなければいけない。
アルコール依存症の治療はずっと継続されるに
ニコチン依存症は12週。
高血圧の治療もコントロールされているのは
4割程度と最近報告があったばかり。
そんな中でニコチン依存症は切り捨てられていく。
依存症は、心理的な側面からもずっとフォローする必要があるが
それはニコチン依存症では認められていない。
ニコチネルTTSを販売している製薬会社も建物内禁煙ではなく
喫煙所をもうけてある。
大手の運送会社もようやく分煙、分煙は意味はない。
事務内はタバコの煙で白く煙っている状態。
肺気腫や慢性気管支炎は慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病気をいい
引き起こすのはタバコ。
ご本人はもとよりその家族も同様の病気に罹患していく。
そして職場の仲間も…
息ができないというのは、人にとってはこれ以上の拷問はない。
肺気腫の在宅酸素で最後まで苦しんでいたIさんの痩せた姿を
思い出す。
製薬会社も、問屋さんも、運送会社の皆さんも全ての人が
卒煙されるようこれからも地道にやっていこう。
今後クリニックに来院するMRさんたちはタバコの臭いのする
資料をもってらしたら、お返ししようかと思っている。