日曜の朝は、東京新聞の 書く人 を読むのが楽しみの時間。
帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)先生の『ギャンブル依存国家 ・日本』 より
戦後から胴元 日本がスタート!
競馬・・・・ 農水省
競艇・・・・ 国交省
競輪 オートレース・・・・経産省
スポーツ振興くじ・・・・文科省
宝くじ・・・・ 総務省
パチンコ、スロットも野放し
ウソと借金、家族崩壊・・・
改めて凄い国、日本だ。
カジノ作るくらいなら、高齢者が安心して暮らせる街を作れ、団塊の世代が後期高齢者になるころ
なんて、本気では考えてないだろうな・・・
63歳でなくなった父は「借金するな、ギャンブルするな」と私たちに言っていた。
父の兄は賭け将棋で、借金とりに追いかけられ父にも電話がかかってきていた。
借用書に勝手に父の名前、印鑑をおし高利貸しから借金をしていた。
以前よ~~っく宣伝していた武富士を利用していたらしい。
払わないなら、ヤクザをおくる、と脅され支払ったそうだ。
その叔父の記憶は、いつも泰然自若と我が家にやってきて
タバコをかたときも話さず(風呂に入っていても吸っていた)
弟家族にもてなされるのは当然のように振る舞っていた。
その叔父のあだなは「のそのそしたおじさん」私たちがつけた。
ハラハラドキドキが続くとドパミン優位の脳になって簡単には戻らないそうだ。
一度たくあんになった脳は、二度と大根に戻らない、中止すると幻覚、手の震えなどの
離脱症状は数か月つづき(アル中は1週間程度)治療薬もなし。
人間の脳はなんと愚かにできていることだろうか・・・