幼い頃のことは、あまり覚えていない。
仲のよかった犬のことは覚えているが
それでも他の人と比べれば記憶が薄い方だろう。
鮮明に思い出されるのは
小学校3年生の時、帰宅してみると母と弟の姿が消えていたときのこと。
「お母さんんと、○○は出て行ったよ」
混乱してぽかんとしていた。
「そっか・・・私はおいていかれたんだ」
何故母が子供二人をつれていかなかったのか、と聞いてみたことはない。
別居、離婚、そして復縁を繰り返してなんだかよく覚えていない
小学生時代。
千葉市川の親戚の家から国分寺の学校へ通学していたり(信じられないことだけど)
恋ヶ窪の一軒家に三人で住んでいたり。
津久井の叔父の家にいたり・・・
記憶の糸がこんがらかっている。
それでも、今は幸せだから色々なことがあっても
チャラにできているのだろう。