禁煙補助剤の飲み薬、チャンピックス
貼り薬の、ニコチンパッチ
禁煙する人がふえて、ともに在庫なし。
すっている気分にしてくれるのみ薬は確かに楽だろう。
が、要は今までの行動の仕方、ものの見方を変えていく治療が主であることを
忘れてはならない。
3ヶ月の禁煙治療が終了したあとの行動について、充分に確認しあうのが
最大の課題。
禁煙治療をしながら、一歩外へでると自由に手にはいるタバコ。
そういう事が不思議に思わない人は、卒煙には到達しない。
そして、謙虚でない人も無理。
やめられない人の性格傾向は、確かにあると最近思う。
素直でない人、待てない人、そういう人は再喫煙も多い。
互いに信頼しあってないと、どんな治療も上手くいかない。
最近の外来は、多国籍料理のように入り混じった外来。
頭の切り替えをびゅんびゅんやっていかないと、太刀打ちできない。
待ち時間が長い!とお思いでしょうけれど、スタッフ一同頑張っています。
診療は分単位では、できないのです。
一人10分弱としても、おのずとおわかりかと。
この時期発熱の人も多くなる、インフルエンザの方はすぐ診断治療をして
帰宅して頂かないと。
ですから、順不同になる事もあります。
どうか、おわかりください。
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それにしても、タバコって本当に恐ろしいと思う。
タールボトルという禁煙治療啓蒙用品を申し込み予定。
生徒達にも、是非みせたい。
来月はまた、禁煙講習の依頼がきた。
往復3時間の道のりも、帰り道の達成感を思うと
頑張れ!!私、と思う。
子供にタバコをやめさせようと思ったら、親も教師もやめる。
タバコを吸ったら停学でなくて、病院へ。
学校の先生たちも、タバコについて正しい知識を。
子供は4本程度すって、90%はニコチン依存症となると言われている。
アルコールもタバコも依存症という病気、という事をもって知ってください。
両方とも、自分だけでなく周囲も巻き添えにする薬物。
10年寿命が縮むタバコ、そんなものを子供に吸わせて言い訳がない。
副流煙の害も、もっと知って欲しい。
子供のそばで親が喫煙する姿は、悪魔そのもの。