洗面所を磨きながら手をとめる。
物忘れ外来受診中の方々を想う。
初診時から経過をみていると、ディサービスを利用するように
なり馴染んでいくと、笑顔が増えていく。
家族の笑顔も増えていく。
笑いは、人を幸せにする、これは間違いない。
子供に接したように、親にまた戻ってくる。
「大事な娘のためだから」という言葉を想う。
その人の老後は幸せはきっと約束されている。
・・・
昨日の会議中腰痛のため、ごそごそしていたらお隣の
先生から「先生、腰痛ですか、僕も開業して3年目にぎっくり腰を
やって、一ヶ月休診にしてね・・・」と言われた。
「安静にしてろといわれたけどね、運動不足だと思って
ゴルフやって治しましたよ、はっはっは」
70代の先生駐車場でまたお会いすると、マツダのスポーツカーを
颯爽と運転して帰られた。
「あっ、まだやっていた」とケーキ屋さんに寄る。
息子がすきそうなケーキを買う。
会議の場所の傍には、輸入物を売っている店がありそこには
ちょっとした食材もあり助かる。
チョリソ、生ハム、マンゴー・オレンジジュースを買い(重い・・)
よろよろと車に乗り込み、湿布をはった所を押さえながら運転して
無事帰宅。
・・・
どうしてもやらなくてはいけない仕事の為、出勤。
思ったより早く終了。
あとは、明日締め切りの原稿か。
3月も中旬にはいる。
老後という言葉に少し反応するようになっている。
尖がった気持ちは人を淋しくする、笑顔でいこう。
4月の保険診療の改定、いつもながら理不尽な改定。
憤慨して昨夜からカリカリ。
患者さんの窓口負担を減らそう。
日本の患者さんの窓口負担率は世界的に高いランク。
保険診療点数は、下がる一方。
種々の統計も、発表した側に有利にする国だから
注意が必要。
乖離したこの状態は、どこが収益を上げているか
お分かりだと思う。